女子生徒から雪を宛のラブレターを預かった燐。それを雪男に手渡すが、正直迷惑だと言って即ゴミ箱行き。そしておもむろに、僕が好きなのは兄さんだよと雪男は笑顔で伝えてきた。ベッドに移ったふたりはいつものように抱き合っていく…。雪男が抱いてくるのは自分への制裁、そう燐は思っていた。小さい頃から自分は弟を傷つけてばかり、だから何をされても仕方がないのだと。でも心の奥ではわかっていた。抱かれることで雪男を独占し、それを自分が喜んでいることを…。あれ、俺は雪男のこと好きなの?気がついたときにはもう、引き返せない場所に居て…